「私は熱烈な金正恩委員長のファンです。ファンクラブを公開募集します」

こうして募集され開催された集会を行ったのはキム・スグン（35）団長。通りすがりの人々にも「皆さんもすぐに金正恩が好きになるでしょう」、と大声で叫び声をかけていた。
しかしその反応は冷ややかで声をかけられた市民は「狂ってる」と言ったものだった。

この日マイクを握ったキム団長は「私は、金正恩がとても好きである。本当に素晴らしいと思う。私たちが首脳会談で見た金正恩は謙虚で思いやりがあり決意力もあり、実力のある指導者であり、私たちの民族の平和繁栄統一のためにすべてのことを捧げようと強い意志まで持っていた」と演説した。

この日に光化門広場を通り過ぎた市民のほとんどが「不快だ」という反応を見せており、中には「完全に精神がおかしい」、「金正恩が好きなのは自由だがここで騒ぐ理由がわからない」、「ソウルの真ん中で共産党を賛美するとはあきれる」と意見を見せた。

そんな市民の反対がありながらも団長は金正恩を応援するために地下鉄に広告を掲載する計画を進めているほか、金正恩のステッカーまで用意し配布。

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