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強姦冤罪事件で男性が国と府に賠償請求するも大阪地裁が棄却



【簡単に説明すると】
・強姦冤罪事件で国に賠償請求
・大阪地裁が棄却
・女性の嘘の証言で懲役11年に



強姦罪で服役するも、被害者の女性が証言が嘘だと判明し再審無罪が確定した75歳の男性が、国と府に1億4000万円の賠償を求めた。

しかし1月8日に男性の賠償請求を大阪地裁が棄却。

男性は2008年に10代だった女性に性的暴行をしたとして逮捕され2009年に懲役12年を言い渡されるも最高裁で懲役11年の刑が確定。

その後、被害者女性が証言が嘘だと告白し、2014年に男性が再審を請求し、2015年10月に無罪判決となった。

その男性が女性の言い分を一方的に信じた国と府に対して賠償請求するも棄却となった。

男性は別件でこの女性の母親への性的暴行事件が過去にあった。その女性の娘にセクハラ行為を働いたが、母親に「性的暴行だ」と教えられたことが事の発端。しかし以前の事件と今回は全くの別件で、もしこのまま女性が告白していなければ冤罪のまま11年間刑務所で過ごすことになっていた。

強姦冤罪事件、国賠請求を棄却 大阪地裁


コメントを見る (2)

  • この簡略すぎる新聞記事が誤解の元です。強姦被害の訴えは、とかく「ウソ」が多く、疑われた人の人生を破壊すると感じさせてしまう。この件の「偽証」は、痴漢行為を祖父にされた孫が、母親に相談したところ、本当に強姦被害にあっていた娘(母)が激怒し、その勢いに負けて孫娘がオーバーに証言してしまった。孫には痴漢程度で、強姦は未遂であったが(ここが偽証)、娘は小5から高1までこの男性に犯されていたのは『争いのない事実』(強姦だったと姉が証言)と公判記録にある(時効)。また成長した孫の告白により無罪判決があり、拘束日数に応じた補償もされている(偽証は時効)。《この男性が、保護すべき家族に『H』な事をしなければ何もなかった。》
    普通の家庭環境を破壊された娘・孫娘の人生の方が気の毒です。以下のまとめサイトのリンク先には週刊誌記事も含まれるため、念のため公判記録を掲載されているブログを記します。元検察主任や弁護士も、新聞記事に基づく誤解記事を書いておられる方がありますが、公判記録にもある事実です。
    強姦冤罪事件の国家賠償:判決速報と背景
    http://hokusetsu-navi.hatenablog.com/entry/2019/01/08/191428
    弁護士事務所の資料 https://goo.gl/TwXqQ5