【簡単に説明すると】
・国連 北朝鮮が核を開発継続中と発表
・瀬取りや石油製品の密輸も行っていた
・50隻、160の企業が関与か
国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会である専門家が、「北朝鮮の核開発は継続中」という報告書を作成しそれを発表。
昨年2月から11月までの期間、新しい施設や水路が建設され、それが衛星写真により確認された。北米サミットが開かれた昨年6月には排水作業も行われたという。
黄海北道平山のウラン鉱山施設でも、新たに採掘作業が行われたと見られる痕跡が確認された。
また核開発の継続だけでなく、北米サミット後も海上で船舶から船舶に積み替える、いわゆる「瀬取り」行為が繰り返され制裁違反だと指摘。少なくとも50隻、160の企業が密輸に関与し、制裁対象の石油製品が密輸されたことになる。
■トランプ大統領激怒？
2018年6月12日にシンガポールで行われた北米首脳会談で金正恩は朝鮮半島の完全な非核化に向けた断固とした揺るぎない決意を確認した。2回目の首脳会談も実現に向けて計画中であるが、核開発が継続中となれば、次回は更に踏み込んだ話し合いを行いそうだ。
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