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中国人が離陸直前に硬貨を投げ2時間の離陸遅延 これで何度目?



【簡単に説明すると】
・中国人が離陸直前に硬貨を投げる
・硬貨がエンジンに入り込む可能性があり回収のために2時間遅延
・安全祈願どころか危険な行為



3月10日、中国山東省の済南遥墻国際空港から四川省成都に行くラッキーエア(雲南祥鵬航空)の旅客機8L9616は、乗客の行動により2時間の遅延となった。

その行動が中国恒例となっている離陸前の硬貨投げである。ここ数年問題となっている、安全祈願のための硬貨投げ。これを行うことにより事故が起きないと信じられているが、投げた硬貨がエンジンの中に入り遅延するというトラブルが度々起きている。

今回投げたのは20代半ばの女性乗客2人で、搭乗前に飛行機に向かって硬貨を投げつけた。

乗客は1元硬貨を投げ、幸いなことにそれを従業員が目撃していたために事故を事前に防ぐことができた。
硬貨を取り除くために離陸が2時間遅れ、その後無事に成都に到着。なお、飛行機に乗っていた2人の女性乗客は飛行機から追い出され、空港警察に引き渡された。

離陸前に硬貨を投げる行為は安全祈願どころか、飛行に危険が生じるとして警告をしている。

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