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アラスカにある標高6190mのデナリの雪が溶け出し66トンの人糞が問題に



【簡単に説明すると】
・アラスカのデナリ山が問題に
・雪や氷河が溶け出し66トンもの人糞が露出
・現地ガイドが今年から人糞を持って帰っている



アメリカ、アラスカ州にある標高6190メートルのデナリ(Denali)は北米で最も高い山として知られる。

デナリは万年雪に覆われているが、ここ最近の気候変動により雪が溶けてしまいとある問題が生じている。デナリには推定66トンもの冷凍人糞があり、今後数十年以内に雪や氷河が溶け問題となるという。

人糞は冷凍されているので肥料にならずにそのままの状態を保っているという。

毎年デナリに登る1200人の登山家のガイド会社がこの問題を解決するために、今年から自発的に人間の排出物を山の下に持ち帰ることにした。デナリ国立公園管理局が1万4000フィート(約4267メートル)より下のゴミは山の下まで持って出なければならないというルールを施行たためである。

国立公園管理局によると、デナリを登る登山者は年間約2トン分の排泄物を山に置いており、冷凍状態で人糞が保存されているという。時間の経過とともに氷河が溶けて排泄物も明らかになるという。

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