X

中国で猿の脳に人間の遺伝子を移植する実験が行われる



【簡単に説明すると】
・中国で猿の脳に人間の遺伝子を移植する?
・科学者達が警告
・中国では霊長類での実験に規制がない



多くの霊長類の中の人間だけがしゃべることができ高い知能を持つようになったのは謎といわれている。どのような進化の過程で人間は飛躍的に知能が進化し、その結果まっすぐ立ち畑を耕し、家を建て、文明を創造したのだろうか。

一方、他の霊長類はまだ木の上で生きている。

現在、中国の科学者たちは、人間の脳の遺伝子の一部を持つ猿を誕生させ、進化的格差を絞り込もうとしている。しかし、人間に近い霊長類の遺伝子を操作したという点で、生命倫理の議論が加熱している。

4月10日、中国昆明動物学研究所の博士研究チームが人間の頭脳発達に役割をしたと疑われる遺伝子を持つサルの誕生させたと伝えた。

研究者たちは、人間の「MCPH1」遺伝子を11匹アカゲザルに移植した。このサルは一般サルより反応時間や短期記憶がはるかに良い。モニターに特定の色・形を提示したが、同じ短期記憶テストで一般的な猿より著しく良い結果値を示した。ただし脳のサイズは他の猿との差がなかった。

今回の実験は中国昆明動物学研究所と中国科学アカデミー、アメリカノースカロライナ大学が共同で行った実験で、この研究は3月27日に中国北京で発行される「ナショナル・サイエンスレビュー」に掲載された。

科学界はこの研究が生命倫理の議論を呼ぶことがあると憂慮(ゆうりょ)した。研究に協力した科学者の一人をはじめ、西洋の科学者たちはこの実験が「無謀だ」と述べ、霊長類遺伝子組み換え実験の倫理的な問題を取り上げた。

アメリカのコロラド州大学の遺伝学者ジェームズ·シケラ教授はテクノロジーレビューに「脳進化と関連した人間遺伝子を研究するために形質転換猿を使うのは非常に危険だ」としており、この実験が動物に対する生命軽視となってまもなく極端な修正をもたらすと憂慮した。

ヨーロッパやアメリカでは霊長類を用いた研究がますます困難になっているが、中国では霊長類利用実験に対する規制がない。

ソース

コメントを見る (1)

  • >研究者たちは、人間の「MCPH1」遺伝子を11匹アカゲザルに移植した。
    この猿達は瀬取り協力が見つかり逆ギレで友軍機にレーダー照射した民族より知能が高い