韓国の総合文具メーカーであるモナミが4日、コスピ市場で29.88%も騰がった。
モナミの株価はこの日の午前までは2560ウォン~2600ウォンだったが、午後2時頃から上昇し最終的に3325ウォンとなった。
モナミ株価の上昇は日本製品不買運動の恩威によるものと思われる。
日本政府がこの日から韓国を対象に、半導体コア材料などの輸出を規制する、事実上の経済報復措置を下し、それに反発するかのように韓国民が日本製品不買運動の動きが広がった。
そのリストの中にゼブラ、三菱鉛筆、ぺんてるなどモナミの競合相手が含まれていた。
今まで韓国人にも愛用されていた日本の文房具が不買リスト入りにより購入されなくなる可能性が出てきたというわけだ。
ただ不買リスト入りしただけで、実質的な不買運動はまだ起きておらず韓国政府もこの件には干渉していない。
文房具好きや文房具に拘る人は質の良さを知っているだけにあえて日本製品を外して買うとは思わないが……。