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韓国「自国でフッ化水素を作る」 →  自国の法律により製造できなかった





日本政府の韓国に対する半導体材料であるフッ化水素輸出規制(ホワイトリストから除外)の影響で韓国は大混乱だ。
フッ化水素が無ければ韓国企業の製造業は痛手を食らい工場が停止するだけでなく倒産する会社も出てくる。

そこで韓国は「自国でフッ化水素を製造する」としているが、そもそもそれは現時点では不可能なことが分かった。韓国には「化学物質の登録、評価等に関する法律」通称「亡国法」と呼ばれる法律があり、これは2013年に施行された。

これが施行された理由としては2011年の加湿器殺虫剤の事故だ。この加湿器殺虫剤の事故により多数の死者が出て、韓国では化学物質の研究・開発が著しく阻害された。

新規化学物質1つ輸入するのすら書類作業で8~11ヶ月かかり、情報公開の過程で企業秘密流出の恐れがある。極めて深刻な法律となった。

このほかにも「化学物質管理法」という物もあり、こちらは2012年にフッ酸漏れ事故を機に改訂された法律。有害物質取扱工場が満たすべき安全基準が従来の79から413個と約5倍に増えた。

こんな法律のせいもあり、韓国国内でフッ化水素を製造するよりも日本から高純度なフッ化水素を輸入した方が早いというわけだ。

現在、韓国国内でフッ化水素を製造するとしているが、法律がこのままだと製造がままならないのはご存じの通りだ。ただ韓国政府が簡単に法律を変えてしまうのは容易に想像できる。

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