2019年7月18日の午前10時半過ぎ頃、アニメ制作会社の「京都アニメーション」の第1スタジオから煙が上がっていると複数の人たちから通報があった。
現場にはガソリンが撒かれた形跡があり、41歳男性が「死ね」「パクリやがって」と叫びながらガソリンを撒いて多目的ライターで引火した疑い。
この事件により33名が死亡するという大惨事になり、犯人も意識不明となっている。
これを受けて世界中では京都アニメーションの被害者を追悼する声が相次いでおり、その中で中国の動画サイト『ビリビリ動画(正式名、bilibili/哔哩哔哩)』がウェブサイトにて「Pray for 京阿尼」と追悼している。
追悼の意味も込めてアニメカテゴリーのページを白黒にして配慮。また日本で報じられた京都アニメーション放火事件も纏められ、15万人以上が記事を閲覧している。
しかしそんな『ビリビリ動画』の追悼に対してドワンゴの専務取締役COO栗田穣崇氏がTwitterにて「追悼の気持ちはとてもよいことですが、権利者に無断で著作物を改変する行為となっています」とツイート。また「京都アニメーションさんおよびアニメ業界、そしてアニメファンのためになるのか考えていきます」と前向きなコメントも投稿している。
確かに著作権を守るのは大事だが、追悼の際にも権利だと言う必要はあるだろうか。
https://twitter.com/sigekun/status/1152088934064590848?ref_src=twsrc%5Etfw
コメントを見る (1)
権利というシステムの特性上、不正を見つけたら正しい権利を主張する義務がある(=民主主義)のです。今回の件も、京アニにゆかりのある有志が寄贈したイラストを使うなどの配慮をしていれば何の問題もないのです。