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中国人女性 飛行機に搭乗後に新鮮な空気が吸いたいと勝手にドアを開けてしまう 過去にも同様の事件が多発





中国で飛行機に搭乗した女性が「新鮮な空気が吸いたい」という理由で緊急ドアを無断で開けるという事件が発生した。

9月23日の、15時45分頃、中国湖北省武漢のシャーマン空港MF 8215便にて50代の中国人女性が緊急ドアを開け、離陸が1時間近く遅延した。

乗務員は緊急ドアに関する案内放送をしていたが、この女性はそれを無視し、新鮮な空気が必要だとボタンを押して、緊急ドアを開けたことが分かった。

これにより、当該航空機の離陸は1時間近く遅れ、この女性は、地元警察に連行された。

中国で航空機の緊急ドアを任意に開けることは、公共の秩序を妨害する行為とみなされ、拘禁や罰金に科せられることができる。

■過去にも同様の事件が多発

これに似た事件は2016年4月18日にも起きており、中国杭州空港から離陸しようとしていた海南航空HU 7729便内で乗客が緊急ドアを強制的に開けてしまったという事件だ。この乗客は船酔いをしやすい体質で、新鮮な空気を吸いたいがためにドアを勝手に開けたとしている。このときの乗客は罰金500元(約8500円)の処分を受けた。

更に更に過去の2015年2月9日にも中国人男性が緊急ドアを無断で開け、空気を入れ換えるというトラブルが起きた。このときの男性は10日間の拘留となった。

中国ではその他に離陸前に硬貨を投げるお年寄りも多くおり、それがエンジン内に入り離陸が遅延するというトラブルも続出している。

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