レコードチャイナというメディアが“米メディアが選んだグルメトップ10=寿司4位、北京ダック5位…1位は?”という見出しの記事を掲載している。記事の冒頭では「2015年3月13日、米国メディアが選んだ世界で最も美味しい50種類の食べ物に、新鮮で美味しい日本の寿司が4位、やわらかく美味しい北京ダックが中国料理としては最高位の5位に選ばれた」と書かれている。
この文章を読むと「米メディアが2015年3月の最新の世界の美味しい50種類の食べ物を報じた」と思えそうだが、実レコードチャイナの記事には「米メディア」としか書かれていなく参照元がないのがそもそもの問題。
調査の結果その米メディアというのは『CNN Go』だということが判明。しかもその記事が掲載されたのは2011年7月21日。4年も前の記事をあたかも最新データかのように、しかも参照元無しで掲載。
どういった意図があり過去の記事を掘り起こしたのだろうか。
見出しや文章を見ると、日本人が読みたくなる内容になっている。なんせ寿司が世界の料理50で4位に選ばれている。つまりデスクの方針で、日本アゲ記事を書かざるを得ないライターが取った苦肉の策なのである。
しかしレコードチャイナ内だけに掲載するならまだしも、Yahoo!やライブドアなどポータルサイトにまで配信してしまっては、その信憑性が疑われる。
既に多くのブログにこの記事が転用されており拡散している。転用する側は2011年の記事だったなんて疑って掛かるわけもないだろう。
レコードチャイナは現在日本アゲに必死なだけに節操ない記事が氾濫している。怪しいと思ったらソース元の確認など要注意して頂きたい。
米メディアが選んだグルメトップ10=寿司4位、北京ダック5位…1位は?(レコードチャイナ)2015/3/13掲載
World’s 50 best foods(CNN Goの記事) 2011/7/21掲載
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レコードチャイナが2011年の記事をあたかも最新データかのように「米メディアが選んだグルメトップ10」と掲載 http://t.co/8NofyqPAsT
中媒のたまにあるタイムトラベル記事を、レコチャイが何も調べずににそのまま訳して、垂れ流したわけですな。
これ絶対やったら駄目なことだろ
チャイナさんよ・・・