海外の大手スーパー、カルフールで「女性を殺害」とも捉えることができるTシャツを陳列し問題となっている。
カルフールのイタリア、ローマのカルプ店に女性を軽視する青いTシャツが販売されていた。
Tシャツにhあ「問題(PROBLEM)」という英単語の上に男性と女性が争うイラストが描かれている。その横には「解決済み(SOLVED)」と書かれており、男性が女性を下に突き落としている絵が描かれている。
この2つのイラストは、女性と争った男性は女性を消すことにより問題は解決するというニュアンスになる。
このシャツはイタリアの政界を中心に激しい非難の的となった。イタリアの連立政府の軸中道左派政党民主党所属上院議員は、Tシャツの写真を自分のTwitterに投稿し「女がうるさいと消した方がいいのですか? メーカーはこのようなメッセージを伝えたいのか。女性を狙った暴力が毎日のようにニュースで報じられているイタリアでは特に問題だ」と指摘した。
同党の所属議会「女性殺害対策委員会」の議長であるヴァレリアバレンテ上院議員もこのTシャツの生産と販売中止を要求。
波紋が広がるとカルフール側は「販売されてはならない商品が陳列台に間違って混入したことが分かった」と説明し「Tシャツはすでに回収しており、独自の調査を行っている」と明らかにした。
カルフールは「女性を狙った暴力防止はわれわれの核心事業」とし、「このため関連非政府組織を支援する様々な事業を展開している」と付け加えた。
カルフールはコストコのような巨大スーパーで、数年前にも日本にあったが現在はイオンに吸収されて日本からはカルフールは無くなってしまった。