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釜山「抗日通り」と命名し看板設置 市民団体と警察が衝突





釜山の市民団体150人余りが、30日の午前に釜山東区鄭撥(ていはつ)将軍銅像に設置された強制徴用労働者像の献花壇に「抗日通り(항일거리/ハンイルコリ)」という看板を設置し警察と大揉めした。

東区役所は「釜山市民団体が鄭撥将軍銅像の近くに“抗日通り”という看板を設置するのは無理だ」と29日に市民団体に対してコメントした。

同日、釜山地域131の市民団体で構成された釜山市民団体(安倍糾弾釜山市民行動という団体)は、最高裁判所の強制徴用賠償判決1周年を迎えて平和の少女像から強制徴用労働者像の間約100メートル区間を「抗日通り」と称して、鄭撥将軍銅像の前で「抗日通り開幕式」を開催した。

抗日通りと書かれた看板は、1文字の大きさが約1.2メートルほどの大きさ。

これに対して東区は「二つの銅像の間の道路を抗日通りとして占拠し、新しい造形物を建てるのは条例の反する」と説明。

また、公共施設である道路をめぐり、市民団体が任意で名前を付けると混乱が生じ、今回特別に看板設置を許可すれば、他の団体が調子にのって同じように造形物を建てようと試みるときに、拒否する理由がなくなってしまうと主張した。

この日の午前、釜山市民団体は予定通り抗日街頭での抗日通り開幕式を強行したが、東部警察署と東区によって阻止された。

同区役所の関係者は「該当敷地は任意占用が禁止された場所。看板の設置は阻止し、設置されても復旧と強制執行の手続きを行う」と述べた。

なお上記で出てきた強制徴用労働者像のモデルは日本人であり、徴用工とは無関係であり、また今年4月には釜山市により徴用工像は強制的に撤去された。

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