韓国の航空会社であるアシアナ航空が女性乗務員が生理休暇を取る際「証拠を出せ」としており、特別な理由なしでの生理休暇を拒否していたことが分かった。
この出来事が起きたのが2015年でそれから従業員側と会社側とで訴訟問題になり、検察はアシアナ側に200万ウォンの略式命令を下した。しかしアシアナ側は「正式裁判で無罪を主張する」としており正式裁判を請求。長い法廷の攻防の末、一審でもアシアナに対して罰金200万円の判決が下された。
アシアナ側は「生理休暇を取る際に祝日や休日と隣接した日に取る人が多く、本当に生理なのか疑わしかった」と語り、実際は生理でないのに長く休むために制度を悪用しているという。
れに対してこの判事は「女性の生理現象は、一日に終わるのではなく、一般的に数日にわたり、体調によっては、かなり長い期間に渡る。さらにその期間や周期が必ず一定ではないのでその女性労働者の生理休暇請求が休日や休みと隣接した日に集まっているということなどは、生理現象がないという点について明確な状況だと見るのは難しい」と述べた。