かずおおくのワイヤレスイヤホンが多数のメーカーからリリースしている中、今回紹介したいのはHORENというメーカーの『HOREN X1T Pro』という最新機種。こちら昨年リリースした『HOREN X1T』の上位モデルにあたる。
『HOREN X1T』を様々な点で改良そしてパワーアップしたモデルが『HOREN X1T Pro』となる。
まず前モデル同様に充電ケースが非常にコンパクト、そして軽い。充電ケースの重さは33グラムでイヤホンは左右で4.7グラム。AirPodsの充電ケースの大きさを想像してもらえたらいい。
イヤホンはペンシル型で充電ケースに入れやすい形となっている。ワイヤレスイヤホンでよくありがちな、「どの向きに入れたらいいのかわからない」ということが無く、真っ直ぐににスポンと入る。また左右のイヤホンを逆に入れての充電も可能。
当然であるがペアリングは実に簡単で、その後の接続は充電ケースから取り出すだけで電源が入る。これは他機種のワイヤレスイヤホンでもほぼ同じだ。
AAC、SBCに対応しているがaptXには非対応となっている。対応プロファイルがA2DP、HFP、HSP、AVRCP、Bluetooth5.0で防水はIPX6となっている。
この『HOREN X1T Pro』の特徴は本体の軽さだけでなく、そのバッテリーの持続時間。イヤホン単体で10時間の再生が可能でケースで3回分の充電が可能。なおこの充電ケースは有線(microUSB)での充電とワイヤレス充電に対応している。
前モデルの『HOREN X1T』は途切れやすい、低音が弱いなどの問題があったが低音に関してはクリアしている。途切れやすい問題ははっきり言って環境によるとしか言いようがない。混雑時の電車の中ではどのような機種でも多少途切れてしまう。
付属品はイヤーチップx3、短いmicroUSBケーブル、そして完全日本語マニュアルだ。箱も完全に日本語になっているので安心だ。
日本では株式会社FUGU INNOVATIONS JAPANが販売を行っており、値段は1万4800円となっている。ちなみに前モデルは8000円~9000円となっている。
カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。
評価したいところ
・本体が軽く小さい
・付属品がシンプル
・イヤホンのみで10時間再生
・IPX6対応
・充電ケースがワイヤレス充電対応
残念だったところ
・aptX非対応
・前機種が途切れやすかったため、今回も途切れやすいかも