中国の東南部福建省で新型コロナウイルス感染症患者の疑いがある人たちの隔離施設として利用していた収容施設が崩れ、約70人が生き埋めにされた。
環球時報など中国の主要メディアは7日、「この日の午後7時30分ごろ、中国福建省泉州市のホテルの建物が崩壊した」と報道した。泉州市政府は、この事故で生き埋めにされたのは約70人で、8日午前2時30分までに44人を救出したと伝えた。市政府は「35人の消防隊員が求め、9人が自ら脱出した」と付け加えた。中国人以外にも韓国人4人が隔離されている。現在までにまだ29人が行方不明の状態だ。
目撃者は事故現場付近で大きな爆発音を聞いたと証言した。目撃者は環球時報とのインタビューで、「突然大きな音がなり爆発と思ってベランダに出てみると向かいのホテルが即座に崩れた」と事故当時を語った。別の目撃者は「ガラス破裂音や爆竹が飛び出るような音がした。地震がしたようだった」と話した。
この施設の崩壊前に柱が変形しているという報告を受けていたことが分かった。この建物は2年前に増築されており、その作業を行った作業員が柱が変更していることを確認し、オーナーに電話で報告していたことが明らかになった。その電話の3分後に建物全体が崩壊したのだ。
建物は自動車販売店が入居しており、2018年に改装を行った。今回の崩壊理由が改装によるものなのか、人為的な物なのかは不明だが、不要な柱を撤去していたのが理由なようだ。
この施設には新型コロナウィルス感染確定者ではなく、濃厚接触者が隔離されており潜伏期間を待ち陽性反応が出なければ施設から出ることができる。陽性であればそのまま病院に搬送となる。
コメントを見る (1)
鉄骨の変わりに生ゴミいれているコンクリートなら
仕方が無いね