サウジアラビア国営石油会社、アラムコのオフィスにて新型コロナウィルス感染症予防のために手の消毒液の箱に入った人が現れた。
これはコスプレではなく、強制させられたいわゆる奴隷のようなもので、これを知った人権団体が激怒。10日Twitterにはマスクとした男性が「手消毒剤( hand sanitizer)」という文字が書かれた大きな箱が建物のあちこちにロボットのように配置され、その人らは動き回っている。お腹の部分についているポンプから消毒液が出る仕組みとなっている。
ネットユーザーたちは写真の中の建物の特徴を特定して、その会社がアラムコだという事実を明らかにした。これらアラムコの行為を明白な人権侵害であり「現代版奴隷」と批判し、公式謝罪を要求した。
アラムコは「この行為を直ちに停止するよう指示し、再発しないように厳しく処断する。アラムコは、倫理規範を尊重し、厳格に守る。本社はこれを承認しなかった。たとえ衛生を徹底するためではあったが、このような虐待行為に対して非常に遺憾を表する」と述べた。