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慰安婦被害者から批判された慰安婦団体 次回も予定通り水曜集会を決行





元慰安婦であるイ・ヨンスさんから批判された慰安婦団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(略して、正義連)」が、次回も予定通り水曜集会を行うと発表した。

ことの経緯は元慰安婦であるイ・ヨンスさん(92)が過去29年間にわたり参加してきた水曜集会に今後参加しないと7日に会見を開きその場で言い出したのだ。
その場でイ・ヨンスさんは「水曜集会をなくさなければならない。 なんの役に立たない。 参加した学生(若者)たちが出した募金はなにに使われているのかも不明だ」と水曜集会と団体を批判。

またお金の使い道も不明で実際には過去4年間の募金の内、18.7%の9億ウォンしか被害者に使われていなかった。2016年から2019年の募金総額は49億2400万ウォンとなっており、団体によると「国際社会の認識を高めるための活動や、水曜集会の開催、被害者訴訟支援などに使用している」と説明。

また詳しくは5月11日の会見で説明するという。

そんな団体は今後も水曜集会を行うとしている。ただ新型コロナウィルスの影響で大勢で集まっての集会ではなく、数名が集まってそれをオンラインで配信する集会に切り替わっている。

イ・ヨンスさんの団体の不透明な会計については韓国政界にも影響を与えており、今後しばらく注目されそうだ。
また募金が何に使われているか不明なことから、今後の募金額にも影響が出そうだ。

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