韓国慰安婦デモの水曜集会が5月13日に行われた。しかしそこには元慰安婦であるイ・ヨンスさんたちの姿はなかった。
イ・ヨンスさんは先日7日に会見を開き、「今後水曜集会に参加しない」した。それだけでなく慰安婦団体の不審な点をあげお金の流れが不透明だと指摘。今後はどの団体とも関わらないと言う。
慰安婦団体側は証拠の領収書を提示し、11日に会見を行ったがその後にバーで一晩だけで3000万ウォンを使ったという疑惑が浮上。
過去4年間で集まった募金額は49億ウォンだが、元慰安婦の為に使われたのはたった9億ウォン。
水曜集会が開催されるも抗議デモまで
日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(略して、正義連)が13日の午前に水曜集会を行うと、集会の現場近くにそのデモに対して抗議する保守市民団体が集まり反対集会が開催され騒動となった。
慰安婦団体はこの日、1439回目の水曜集会を行っており「問題を解決するために、自分の席で黙々と活動した人々の30年間の運動の歴史を踏みにじるために悪意を持って真実を否定しようとする人がいる。私たちは、正義の解決と被害者の人権の実現のために、今後も継続強め連帯して行動する」と語った。しかしこの水曜集会には元慰安婦は参加しておらず、理事長、事務総長、一部の関係者や市民が参加しただけだった。
活貧団「慰安婦団体は元慰安婦に物乞いさせて国民から金を騙し取った」
そうした中で慰安婦団体のデモに抗議したのが「活貧団(ファルビンダン)」という団体。「活貧団」の代表は「慰安婦被害者を物乞いのように使い国民からお金を騙し取って富を築いた。とくにユン・ミヒャン一味は許せない。検察は横領疑惑について捜査しなければならない」と主張。
なお日本のコミュニティでイ・ヨンスさんが姿を現さないために死んだ(殺された)という説が流れているが全くのデマだ。
関連:韓国慰安婦団体 募金49億ウォンの内被害者に渡したのは9億ウォンだけ 11日に団体が会見を開いて説明
関連:元慰安婦のイ・ヨンスさん 「慰安婦団体に利用された 募金も何に使われてるか不明」と怒りを暴露
関連:元慰安婦のイ・ヨンスさん 「慰安婦団体に利用された 募金の使途も不明」に団体が反論 領収書を公開
コメントを見る (1)
ソースソース