UMPCの『OneMix』で知られるONE-NETBOOK社が昨年ゲーミングPCをリリースすると発表し、満を持して2020年6月30日に都内で発表会を行った。ゲーミングPCの名前は『OneGx1』で、発表会に先立って29日から予約開始している。
本日はそんな『OneGx1』の新製品発表会となる。
発表会冒頭ではONE-NETBOOK社のJack Wang代表がビデオメッセージで「日本市場が重要な市場で重要している。本日は『OneGx1』を発表させていただきます。拘り抜いた品質となっておりコントローラーの取り外しも可能となりボディは美しくなった。日本市場向けに日本配列キーボードとなった。配列や色は日本のファンの方と投票によって決まった。『OneGx1』は日本の方にとって特別な意味を持つ製品となる。しっかりと体験してほしい」と語った。
次いで日本の代理店である株式会社テックワンの中林代表取締役が「1年を振り返りたい、皆さんに感謝を申し上げたい。昨年1月に深センに言ってJackさんに会ってきて現場を見てしっかりした製品を生み出しているんだなと思った。日本市場に代理店がないということで立ち上げた」と語った。
ONE-NETBOOK社は設計だけを行い他社に製造を委託するよくある企業とは異なり、設計から製造まで自社で行う企業。自社の組み立てラインを持つ。
・『OneMix1 S+』が6万9800円に
ここでテックワン社から『OneMix1』が6万9800円になった『OneMix1 S+』が発表された。性能はそのままに安くなったモデルとなる。『OneMix1 S+』を持って登場したゲストプレゼンターは竹内佳奈子さん。女性でも気軽に持ち運べる筐体だ。
・『OneGx1』ゲームに特化した仕様
『OneGx1』はUMPCをベースとしており、7インチの1920×1200、IPS液晶、Corei5プロセサー(第10世代)、ゲーミングPCによくあるRGBキーボード、Wi-Fi6対応、デュアルファンなどゲーミングPCならではの仕様となっている。
それだけではなく最も特徴的なのはパソコンの左右に取り付けられているコントローラー。『Nintendo Switch』を思わせるこのコントローラは脱着が可能で、ほとんどのPCゲームに対応。
本体の重さはわずか620グラムで、タブレットのようにカバンに入れて持ち歩くことが可能。
また4つのプレイモードで遊ぶことが可能で、「携帯モード」、「デスクトップモード」、「TVモード」、「テーブルモード」が想定されている。
ここ『OneGx1』をプレゼンするのは十束おとはさん(フィロソフィーのダンス)。自ら自作PCを作ってしまうほどのガジェットマニアでゲーマーとしてはたまらない製品だとしている。
『リーグ・オブ・レジェンド』を実際に遊んだ様子の映像が流され、十束さんは「キーボードも普段と変わらず、むしろ普段よりフィットしていた。楽屋で遊ぶという選択肢が無かったので選択肢が広がったのでゲーマーとして嬉しい」とコメント。十束さんさんの実機によるゲーム実演では『Halo』をプレイ。
公式サイトで予約を行うと別売りのコントローラーとフェイクレザーキャリーケース、microHDMI変換ケーブルが付いてくるぞ。
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