メンタリストDaiGoさんが自身のTwitterにて春名風花さんの慰謝料314万円について言及し、「慰謝料314万円はすごい!が、本名とか晒されるよりはマシなんだろうね (中略) 僕は本名まで晒して職を失わせてやりたいが。笑」と7月21日に投稿した。
続けて7月24日に「悪いけど、容赦しないよ? 他人の人生を潰そうとしたんだ。同じく、あなたの人生を潰すまでやりますよ僕は? 示談などない。自分の軽率さを悔やむがいい」と投稿し徹底して訴える構えを見せている。
しかし慰謝料314万円の訴訟を起こした当の本人である春名風花さんが自身のブログに“「悪口言われたぐらいで示談金貰えていいな」と思っている皆さんへ”というタイトルの記事を投稿。
そこには次のようなことが書かれている。
「僕のニュースをみて『悪口バンバン訴えて稼ぐぞー!!』って思っている人がいたら、それはちょっと甘いと思う。裁判所も警察もそんなに馬鹿じゃないから。きちんと傷ついた人に、それ相応の対価が認められることはあっても、法は、面白半分やお金儲けで訴訟をしているような人の味方じゃない。
ヘタすると相手から逆に訴え返されて負ける可能性だってあることは忘れてはいけないし、慰謝料を払わされるのは、もしかしたらあなたの方かもしれない」と慰謝料取るのは相当厳しいという記事を投稿している。
また今回のメンタリストDaiGoさんのツイートは特定の相手に向けてで無いにしろ、脅しととられないのだろうか。中には「あなたの人生を潰す」「悔やむがいい」という表現まであり過激な内容が見られる。単純に「訴えます」だけなら問題ないだろうが、このような過激な投稿はスラップ訴訟(別名、恫喝訴訟)と取られる可能性がある。
実際に慰謝料を請求して逆に訴えられて負けたという事例も多い。昨年、NHKから国民を守る党の立川市議が、ジャーナリストが投稿した「立川市に居住実態が無い」という投稿に対して名誉毀損で訴えを起こしていたが、千葉地方裁判所松戸支部は、逆に訴えを起こしたことが不法行為だとして、市議会議員に78万円余りの賠償を命じた。これも立派なスラップ訴訟として負けた一例だ。
※記事中では「慰謝料」と表記しているが、実際は刑事告訴を取りさげるための示談金。
https://twitter.com/Mentalist_DaiGo/status/1286659002009399298?ref_src=twsrc%5Etfw
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相手の個人情報を悪用する目的だと棄却されるんだけど弁護士雇ってないのかなと思った
淫行を報道されても人生は潰れないようですが(一般論)