大塚家具の経営方針を巡って父の大塚勝久会長と大塚久美子社長とで親子の泥沼騒動になっていたが、本日10時から行われた定例株主総会で議決権61％となり大塚久美子社長の実質勝利となった。

そんな大塚久美子社が15時半過ぎから大塚家具本社にて会見を行った。今後の経営方針や可決について説明が行われた。

＜質疑応答＞
記者　可決後はノーサイドとのことですが、幹部社員が会長につかれたわけですがどうお考えですか？
大塚久美子社長（以下、久美子）　1つだけ選ぶということが不自然で、同じ目標を持つことだと思っております。

記者　今後は増資は考えておりますか。
久美子　具体的には考えておりません。

記者　今後お父様、お母様とどのように接していくのでしょうか？
久美子　株主様の意見を承ってコミュニケーションの努力をしていきます。

記者　今回接戦が予想がされましたが、勝因はなんだと思いますか？
久美子　真摯に説明してきたことだと思います。

記者　これで企業価値が損失したのではないかと言ってましたが、明日からどういったことをやっていくのでしょうか。
久美子　これだけ世間をお騒がせしたので、誠心誠意ひたすら努力をしていくことだと思います。

記者　かなり総会ではクーデターなどの厳しい言葉が出ていましたが、親子間の関係は今後は？
久美子　個人的なことについてはここでは回答を差し控えさせて頂きます。

記者　会長室があったとしたら、その私物をお引き取りを願うのでしょうか？
久美子　会長室はあるのですが詳細については回答できません。

記者　株主からの意見で「親子仲直りした方が良い」という意見が出てましたが。
久美子　意見については仰るとおりで真摯に受け止めて努力を続けてまいります。

記者　今後の会長の処遇についてお聞かせください。
久美子　今現在はお答えできませんが、創業者という事実は消えません。

以上のように会長の解任や家族の修復について回答出来ないとしていた。