任天堂の人気レースゲーム『マリオカート』に激似なPCゲームが約16年前に韓国のゲームメーカー、ネクソンからリリースされた。『カートライダー』という名前で『マリオカート』と同じくカートレースゲーム。サービスは韓国、台湾、中国、タイでサービスが行われている(現在はサービス終了)。
それだけでなくアイテムがあり、アイテムスロットは2個、またスタート時のロケットスタートやコースレイアウト、ドリフトシステムなど激似だった。
ここまで酷似していたら訴えられてもおかしくないだろう。韓国任天堂の代表であった甲田峰雄氏がネクソン本社を訪問した。当時甲田社長は告訴する覚悟でネクソンを訪問したが、数時間後には告訴する気がなくなったという。
ネクソン本社で何が起きたのか? 『カートライダー』の開発者が甲田社長に必死に『マリオカート』のファンであることをアピール。それでも甲田社長は類似していると指摘すると、今度は『カートライダー』はコンソールではなくPCのオンラインゲームなので類似していないというのだ。
結局甲田社長は訴訟を諦めたのだ。ネクソンを訴えていたら勝てたであろうが、運良く許されたのだ。結局『カートライダー』は2013年までサービスが継続され現在は終了している。
ただ『カートライダー』の新シリーズが現在サービス開始されている。