アップルが14日の2時から発表した『iPhone12』シリーズ。発表では今まで同梱していたACアダプタやイヤホンがなくなり、その理由は環境のためだとしている。
箱も今までのiPhoneと比べて小さくコンパクトになり、年間200万トンを超える炭素が削減されると説明。
今回の『iPhone12』シリーズで同梱されるのはUSB-C、Lightningケーブルのみとなり、またアップルマークのシールもロゴの大きさそのものは変わらないが紙の使用量が削減された。
・フランスでは引き続きイヤホン同梱
しかしフランスでは14歳未満の子供を電磁波から保護するための電磁波規制法(正確には磁波ばく露の抑制、透明性及び協議に関する法律)というものがあり、スマートフォンメーカーがスマートフォンを販売する際にはハンズフリー機器またはヘッドセットを同梱しなくてはいけない。そうでない場合は7万5000ユーロ(約930万円)の罰金となる。
これはどういうことかというと、利用者がスマートフォンを頭の横に置かないように、通話中の電磁波の露出を減らすためにイヤフォンやヘッドフォンなどのアクセサリーの使用を推奨するための法律。
したがって、フランスで販売される『iPhone12』シリーズには引き続きEarPodsが同梱され、箱も他国よりも少し大きくなっている。
写真は実際にフランスの『iPhone12』の写真だ。今までのように開封すると『iPhone12』が出てきて、その下にEarPodsなどが同梱されている。