京浜東北線内で、寝ている乗客から財布を窃盗した男性が逮捕された。実はこの一部始終は、乗り合わせていた乗客により現行犯逮捕されたもの。
被害者男性は座席の上で横になって寝ており無防備状態。その前に立つ怪しい男性がおり、それに気付いた向かいの人が動画撮影を開始。
赤羽から日暮里に向かっていたというこの男性は日暮里駅に着いた途端に寝ている男性から財布を窃盗し電車から降りた。
その一部始終が動画に撮影されており、また撮影者やほかの乗客により取り押さえられた。
・撮影者「怪しいと思って撮影した」
今回動画撮影した大炎上さんに当時の状況を聞くことができた。
大炎上さんが撮影を開始したのはハロウィンの日である2020年10月31日の0時を回った終電での出来事だという。赤羽から日暮里までの30分くらいを動画撮影開始。何故事前に察知することができたのか? 大炎上さん曰く「被害者のスリッパを蹴ったり、財布の位置を直していたから撮影開始した」と語る。
しかし全く盗る気配がないので目的地があると思い動画撮影を継続していたという。予想は当たり日暮里駅で降車と同時に財布を窃盗し降りた男性は、既にマークされており複数の乗客に取り押さえられた。
取り押さえたあとは警報を鳴らし、鉄道員に身柄を渡しホームが閉まる時刻なので警察署に加害者を連れていったという。
寝ていた被害者は加害者が財布を捨てて逃げたので、別の人が被害者に返してくれたという。
・犯人の名前が違う?
撮影者とほかの乗客らは全くの赤の他人で、他の人達も怪しいと思っていたという。逮捕者は大炎上さんとなり捺印することになるのだが、報道にでは「平沢邦治」と報じられているが、捺印したときの加害者の名前とは異なるというのだ。大炎上さんが知っている名前で検索したところ、医者か宅建が出てくるのだという。
それだけでなく逮捕した大炎上さんは逮捕時に左上腕打撲傷の全治10日の怪我を負ったという。
取材協力:大炎上
https://twitter.com/greatflam1/status/1322211102462128128?ref_src=twsrc%5Etfw