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UBIの『アサシンクリード ヴァルハラ』の流血表現を修正するパッチを配布予定 規制に関しては触れず





UBIsoftが11月26日に『アサシンクリード ヴァルハラ』の流血表現のオプションで「オン」にしているにも関わらず、表現されない問題について言及した。

この問題については12月中旬に修正パッチの配布を予定しているとのことだ。

ただ当初から問題となっていた日本での独自規制に関しては触れていない。何故規制することになったのか、曖昧なまま終わっている。

・「関係機関との協議の上」とするもCEROが反論

当初この規制についてユーザーから指摘されると、UBIsoftは11月18日に「関係機関との協議の上、日本で発売可能となる表現修正を再度検討した結果」とサイトに掲載。
この一文から倫理規定の策定及び審査を行うCEROの審査のせいで規制が厳しくなったと疑われた。

しかしUBIのコメントの同日にCEROが異例の反論を行い、11月18日、ユービーアイソフト社がUBIBLOGにおいて“『アサシン クリード ヴァルハラ』のゲーム内表現に関して”という文書を発表されております。本機構では、この件について同社から一切ご連絡も協議のお申し出もいただいておらず無関係ですので、その旨お知らせいたします」と無関係だと主張した。

その後、UBIは自社のコメントに「先日公開した流血表現の修正に関しまして調査を進めた結果、弊社内の問題であることが判明いたしました」と追記した。

今回、12月中旬に配布されるパッチで流血表現は解除されるようだが、そもそも何故日本やアジアだけ規制が厳しくなったのかという問題の解答がまだだ。ユーザーはこれだけでは納得いかないだろう。