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中国が新型コロナウィルスの感染者・死亡者数を少なく発表していたと内部告発 CNNが発表





中国が新型コロナウィルスの感染者と死亡者数を少なく発表していたという暴露が公開された。

30日、CNNは匿名による内部告発者からの提供の関連文書を入手しそれを報じた。

武漢のある湖北省保健当局が昨年10月から今年4月までに作成したという117ページの機密文書の表紙には「内部案件、秘密厳守」と書かれていたという。

文書によると、今年2月10日、湖北省は新規確定者を5918人と把握していた。しかし、中国国家衛生健康委員会は同日、中国全域で2478人の新種コロナ確定患者が確定したと発表した。

文書によると、死亡者数も少なく発表したという。今年2月17日に湖北省で確認された1日の死者数は196人だったが、発表は93人だった。

3月7日の累積死亡者数は2986人と発表されたが、内部文書によると実際は3456人が死亡したという。

またCNNは「別の報告書には2月10日までにコロナで6人の医療従事者が死亡したと記録されている。しかし彼らの死亡は当時は公開されなかった」と報道した。

CNNは「悪いニュースを抑制しようという意図があったようだ。官僚だけが知っており、大衆には発表しないでねじ伏せた」と推定した。

中国政府がコロナ初期対応に弱点を見せたという情況も、文書のあちこちで明らかになっている。

CNNは「文書を提供した内部告発者は中国の医療システム内で働き、『検閲された真実』を暴露しようとする意欲に満ちている。文書内容の真実性は6人の独立した専門家が立証した」と伝えた。

中国と緊密な関係を結んでいるある専門家は、今年初め秘密調査中に同報告書の一部を見たと言及した。 中国内部の文書と手続きに詳しい欧州のセキュリティ当局者も、このファイルが本物だという事実をCNNに確認したという。

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