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死亡した敵の足をビールジョッキ代わりに オーストラリア軍の脅威の風習だった





オーストラリアの特殊部隊兵士がアフガニスタンで武装勢力の組織タリバン所属の死者が着用していた義足にビールを入れて飲む姿の写真が暴露されて衝撃を与えている。

イギリスメディアは1日に、この写真は2009年オーストラリア軍の特殊部隊がアフガニスタンでタリバンと交戦を繰り広げたウルズガン州タリンコートの非公式居酒屋で撮影されたことが分かった。

写真は靴も脱げていない義足にビールを入れて飲んでいるオーストラリア軍人の姿が写っており、義足の主人は2009年4月、タリバン戦闘機に搭乗していた。交戦で死亡したタリバン反軍のものと推定されると、ガーディアンは伝えた。

オーストラリア特殊部隊の兵士らは、死亡したタリバン反軍の遺体から一種の戦利品として義足を確保し、問題の飲み屋に保管しながら杯として利用してきたという。

元軍人はメディアの匿名のインタビューに対して「酒杯で使用されたタリバン反軍の義足は、よく特殊部隊の飛行機に積まれていた。承認されなかった非公式居酒屋は戦場が移動する度に作られ、該当の酒場がどこにあろうと、特殊部隊の高位軍人は部下にこれを使って酒を飲ませた」と述べた。

オーストラリア特殊部隊社会で高位将校が死亡した敵軍の義足などに酒を入れて飲む風習はかなり前からあったと知られていたが、実際に写真などの資料が公開されたのは今回が初めてだという。写真は2009年のものだが写真が表に出たのは2020年になって初めてだという。

オーストラリアの特殊部隊は2005年から2016年にかけて民間人39人を不法に殺害していたことを隠蔽していたことがつい先日発覚した直後に、今度はこの義足ビールが発覚。


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