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天才画家のピカソが101年前に描いたクリスマス晩餐はがきが発見される 初期のタッチで非常に貴重





天才画家のパブロ・ピカソが101年前に描いたとされるクリスマス晩餐はがきが発見された。

はがきは1919年の冬、ピカソがフランスのパリでイギリスのロンドンにいる知人アンリ·デフォーセに充てて書いたものだ。
このハガキはクリスマス晩餐の絵が描かれており、招待状とかではなくいわゆる年賀状のようなもの。

横14㎝、縦9㎝サイズの小さなはがき左上には、ワインとパン、バナナ、ブドウ、七面鳥などでクリスマスの食卓の光景が描かれている。立体派の画家であるピカソ特有の表現主義の手法は見られない静的なイラストだ。

またピカソの直筆のメッセージが確認でき、「ダイニングテーブルと一緒に幸運を込めて送る」と書かれているとフランス語で書かれている。

更に表にはフランス語で「良い年を(BonneAnnée)」という一文も確認出来る。

このハガキをオークション業者IAAに販売を委託したところ、見積もりだけで3万ポンド(約400万円)は行くと予想。このハガキのイラストはピカソ初期の作品でほかの作品とは異なったタッチだという。

ピカソは30歳のときにルーブル美術館からモナリザが盗まれた際に、容疑者として疑われ逮捕されたことがある。