新型コロナウィルスの影響で外に出ずにパソコンを使ってリモートワークを行うスタイルは世界各地で広がっている。
メキシコでも例外で無く、自宅で仕事をする人がかなり多く、企業からはネットの通信費や電気代まで支払われる。
そんな中、メキシコの議会が連邦労働法改定案を通過させたという。改正案によると、今後メキシコで在宅勤務のために必要なインターネット通信費の料金は、企業が負担しなければならない。
またノートパソコンやPC、印刷機などを使用するために必要な電気代は割合に応じて、企業が料金の一部を負担しなければならないという。
それだけでなく今回の労働法改正案では、「ログアウトの権利」を保障した規定である。どのような内容なのか?
それは業務時間外に顧客や上司からの電話を受けなくても良いと規定した。
これまで在宅勤務者を最も苦しめたのは時間を選ばない顧客や上司の業務指示電話やメール、モバイルメッセージであったという。