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中国の航空会社 コロナ感染防止のためにトイレを使わずにおむつを使うように指示





中国が新型コロナウィルス感染症対策のために、客室乗務員は使い捨てのおむつを着用するように勧告した。

中国の民間航空局が11月25日、航空業界に下した「新型コロナウィルス指針」に乗組員は飛行機運航中にトイレに行く必要がないようにおむつを着用すべきだとした。

民間航空局は危険国家を往来する航空機に搭乗した客室乗務員に対しては医療用マスク、ゴーグルと共に使い捨て手袋、帽子、防疫服、靴を着用するよう勧告した。

また、「感染を避けるために使い捨ておむつを着用し、特別な状況でない限りトイレを利用しない方がいい」と勧告した。

実際、飛行機の機内トイレで少しマスクを外した際に、新型コロナウィルスに感染したという事例が過去にあった。

今年3月にイタリアから韓国に航空便で移動した女性乗客は、飛行中マスクをしていたが、機内のトイレでだけ外したところ、新型コロナウィルスの陽性判定を受けた。

航空業界はトイレを行き来する乗客が感染しないよう対策を打ち出している。
日本最大の航空会社であるANAは今年初め、手をつけずに開くトイレのドアを開発してテストを行っている。

またボーイング社は使用後、毎回紫外線で99.9%殺菌する「自動殺菌トイレ」で特許を申請した。

一方、中国は客室乗務員におむつをさせた。