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武漢を暴露した記者が拘束後に抗議のハンスト → 24時間両手を縛り口にはチューブが繋がった状態で強制食事の拷問





新型コロナウィルスが最初に報告された中国武漢の状況を取材・報道して拘禁された市民記者が抗議の意味で食事を取らなかったことがあったという。いわゆるハンガーストライキだ。その際のことをこの記者の弁護士が暴露した。

当時記者はハンガーストライキを行って一切の食事を取っていなかった。しかし中国当局が強制的に食べ物を食べさせようとしたという。

中国市民記者の張さんの弁護士は8日、上海付近の監禁施設で彼と面会した後、ブログに書き込みをし、健康に重大な異常があったと明らかにした。

弁護士によると、「張さんは厚いパジャマを着ており、腰に大きなベルトをしていた。左手は胴体の前に、右手は体の後ろに縛られていた」と伝えた。

また、張さんは頭痛と腹痛、めまいを訴え、口と喉に炎症があった。これは張さんがハンガーストライキをすると、当局が強制的に食道に挿管をして強制的に流動食を投入したためで、腕を縛っていたのは自分で棺を外せないようにだと弁護士は主張した。

実はこの記者も弁護士出身であり、現在は市民記者を行っている。この記者は2月1日、封鎖された武漢に入り、ツイッターやユーチューブなどのソーシャルメディアを通じて武漢の実状を生中継した。武漢市民とのインタビューを通じて、武漢の食糧不足や医療難の実態を伝え「政府が市民を統制し、監視するのはやりすぎだ」と指摘した。

同氏は今年5月中旬、上海浦東公安局に拘禁され、それ以降7ヶ月近く釈放されていない。中国当局は先月、同氏をコロナ関連の虚偽事実を流布した疑いで正式起訴した。有罪が確定すれば、彼は最高5年の懲役刑に処される。

記者の弁護士は米CBSインタビューで「彼は健康状態が良くなく、ハンストも中断しないと言った。24時間帯ずっと両手を縛られ口にはチューブを抜けないようにと制止されている」とまるでフォアグラのガチョウのような非人道的な扱いを受けているという。

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