2020年12月10日に発売したCD Project REDの大作一人称RPG『CyberPunk2077(サイバーパンク2077)』。
重厚なストーリーだけでなく、サイドストーリーもボリューム満点で全部遊びつくすと100時間オーバーするほどだという。
現時点で記者は40時間ほど遊んでいるが、メインクエストほったらかしでサイドストーリーばかり遊んでいるくらいだ。
プレイステーション4版は動作が重くまた不具合も多発しており、返品騒ぎになり、今日になりPS Storeから『CyberPunk2077』が削除されてしまった。つまりダウンロード版(デジタル版)の購入ができなくなってしまったのだ。
しかしPC版は不具合はほとんど起きておらず、快適に楽しめている。そんなPC版版でもほかのゲームに比べて多少重たく感じてしまう。そもそも推奨動作環境が高めではあるが、全てのパフォーマンスを引き出せていないという説もあった。
そんな時に下記の通りにやってもらえば多少は改善するかもしれない。まず『CyberPunk2077』のダウンロードフォルダに行って欲しい。
Steamの場合は下記のURLに保存されているはずだ。もしくはSteamを立ち上げ「ライブラリ」「Cyberpunk2077」を右クリック、「管理」-「ローカルファイルを閲覧」で参照ができる。
「C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Cyberpunk 2077\」
このフォルダに来たら更に掘り下げて、「Cyberpunk 2077」フォルダ内から「\engine」と進み更に「\config」の中に入ろう。
そこには「memory_pool_budgets.csv」というファイルがあるはずだ。
このファイルは大事なものなので復元できるようにここで一度バックアップ。
それをそのまま開くのではなくメモ帳などのテキストエディタで開き、テキスト編集できる環境にしてほしい。
・設定のいじりかた
中を開くと「PC;Durango;Orbis」という文字列が並んでいるはず。その中のPCの列の「PoolCPU」と「PoolGPU」をいじることになる。DurangoとOrbisは家庭用ゲームの設定なので触る必要は無い。
「PoolCPU」はPCのメインメモリをどれだけ割り当てるかの数字なのだが、初期値が1.5GBと非常に少ない。なのでこれをメインメモリの半分くらいまで引き揚げよう。
16GBだったら8GBと記載すればいい。単位はMBじゃなくてGBと記載しても問題無い。
「PoolCPU」はVRAMをどれだけ割り当てるかなのだが、これも3GBしか割り当てられていない。まず自身のパソコンのVRAMを調べる必要があるのだが、これはパソコンのシステムから調べることが可能だ。
・VRAMの確認方法
スタートメニューから「PC 設定」を選びその中の「システム」のアイコンを選択。下にスクロールしていくと「ディスプレイの詳細設定」があるのでそこを選択。そのなかに「アダプターのプロパティを表示します」という項目があるのでそこをクリックすると利用可能な物理メモリ(パソコンのメインメモリ)と専用ビデオメモリが表示される。この数字をそのまま書いてもらえばいい。
あとは編集したテキストを保存してゲームをスタートさせるとパフォーマンスが多少向上しているはずだ。
この作業はあくまで自己責任で。また文中にも書いたが「memory_pool_budgets.csv」ファイルは必ずバックアップ取っておこう。
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これ公式に意味があるファイルじゃないって発表されたよね。記事このままにしとくつもりでしょうか?