アメリカの一般家庭のクリスマスツリーからアライグマが飛び出してきた。フロリダ州のある家庭にアライグマが忍び込んで騒ぎが起きた話題になっている。
フロリダ州に住むオーブリー・アイコベリーさんは10日の早朝4時15分ごろ、ペットの犬が吠える鳴き声で目が覚めた。彼女は「外に出て電気を点けてみると、愛犬がクリスマスツリーに向かってほえていた」と明らかにした。犬のほえる所をよく見ると、小さな毛玉がうずくまっているのが見えた。
猫だろうと思っていたアイコベリーさんは、片手にフライパンを握って、慎重にツリーに近づいた。彼女は「動物にけがをさせるつもりはなかった。家の外に早く追い出したい気持ちだけだった」と話した。
しかし、木の枝を探せば探すほど、小さな毛玉は深くに隠れてしまった。その後も身を隠し続けその後、窮地に追い込まれた小さな毛玉がいきなり飛び出した。
ツリーの外に姿を現した小さな毛玉は、ほかでもないアライグマだった。アイコベリーさんは驚いて飛び上がり、飼い犬はアライグマと取っ組み合いをした。その勢いでリビングはめちゃくちゃになってしまった。アライグマは電灯を掴み登っていき30分もその場に居た。その後も左右に揺れる電灯をしっかりつかんで降りてこようとしなかった。
結局このやりとりは、アライグマがこの家に侵入してきた小さなドアから、再び出て行き終結した。アイコベリーさんは「1時間経ってアライグマが出て行った。犬が出入りしやすいようにした小さなドアから入ってきたようだ」と説明した。また「今は面白いが、その時は本当に驚いた」と付け加えた。
動画は下記より閲覧してほしい。
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