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人肉クッキーを作った81歳の殺人鬼おばあちゃん 裁判前にコロナで死亡





ロシアの連鎖殺人魔であり、残酷さの極みを見せ、最終的に監獄に収監された老人が裁判が終わる前にこの世を去った。彼女は法に基づいて裁かれる前に新型コロナウィルスを避けることができなかった。

ソフィア・ジュコバ(Sofia Zhukova)という名前の81歳の老人は2005年に当時7歳だった幼い少女を殺害し、遺体を残忍に毀損した容疑を受けた。また、他の都市で清掃員として働いていた52歳の男性と80代の女性知人1人を殺害した容疑もある。

これとは別に、地元警察は米国での殺人事件4件がジュコバと関連があると見て調査中だった。

現地メディアによると「祖母殺人鬼」ジュコバは犠牲者たちを残酷に殺害しただけでは足りず、殺害過程で得た人肉を路上にばらまいたり、これを利用して菓子を作って隣人たちに配ったという無惨な主張が隣人たちの証言が得られた。

ある隣人は「普段近所の人に親切ではなかったお婆さんが子どもたちのためにクッキーや食べ物を作って配ると言った時、おかしいと思った。お婆さんが持って来る食べ物はいつも肉料理だった。ゼリーのようなデザートもあった」と話した。

ジュコバの自宅からは遺体の一部が発見されたが、これについては「管理人だった男性が私を強姦した。自分ができることはこれしかなかった」と主張した。遺体毀損は認めたものの、人肉を食べてはいないと否定した。

ジュコバの裁判は2019年に予定されていたが、突然2005年の少女殺害事件や2013年の80代女性殺人事件に対する自白を全面的に撤回して否定し始めたため延期された。

裁判は1年以上延期され、今年開かれる予定だったが、連続殺人魔も新型コロナウィルスを避けることはできなかった。当局によると、ジュコバは収監中に新型コロナウィルス陽性の判定を受けた。治療のために刑務所から病院に運ばれたが、現地時間で先月29日に死亡した。