中国の上海にあるディズニーランドがイスラムの少数民族であるウイグル族を入場禁止とした。表向きはコロナ防疫措置を理由だとしているが、実際はウイグル族だからではないかと中国のネット上で疑惑が拡散。
すると会社側はこれは全面的に否定。
SNS上では、ある旅行予約サイト(Zlton.com)をキャプチャーしたスクリーンショットが広く共有された。その旅行サイトのスクリーンショットには、「ウイグル族や中国本土の身分証のない海外訪問客の立場は、コロナ防疫措置のため、一時的に中止したと、ディズニーリゾート側が通知してきた」という公示事項があり、今回の疑惑が提起された。
これに対して会社側は声明で「現在SNS上で拡散している写真の中の旅行予約サイトは私たちの公式なものではない。上海ディズニーリゾートは公衆保健と安全対策を強化し、正常に運営している。有効な入場券や利用券を購入し、QRコードを持ってリゾートの入口に来て体温測定を通過したすべての訪問客を歓迎する」と述べた。続いて「問題の旅行予約サイトについては調査を始めた」と付け加えた。
ただ旅行予約サイト側は「ディズニーリゾート側から通知してきた」としており、どちらが本当のことを言っているの不明である。
上海ディズニーランドは昨年初め、コロナパンデミックの影響で、全世界のディズニーランドが暫定休業した中、3ヵ月ぶりに再開し、今年初めには開場5周年を記念して華やかな新年祝賀行事まで行った。
コメントを見る (1)
ディズニーも落ちるとこまで落ちたな。