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チリの番組に出演したコメディアンがBTSに扮装 人種差別だと袋だたきにあい最終的に謝罪





チリの地上のテレビ番組に出演したコメディアン5人がBTSこと防弾少年団に扮装をしてアジア人を卑下するコメディをしたところ、人種差別だと大炎上する騒動となっている。

4月10日、チリの地上波番組であるメガTVコメディ番組『ミバリオ』(Mi Barrio)に5人の男性コメディアンがBTSの扮装をして出演した。

コメディアンは自己紹介をしてくれという司会者の言葉に「キム・ジョンウン」と答えた。すると、残りの男性は、それぞれ「金正日ドス」、「金正日トレス」、「金正日クワトロ」、「フアン・カルロス」と述べた。これは韓国語の「은」という発音がスペイン「1」と発音が同じ点を活用したものである。韓国で言えば「金正日(キム·ジョンイル)」、「金正二(キム·ジョンイ)」、「金正三(キム·ジョンサン)」と答えたのと似た言葉遊びだ。

その後、男性らは、「本物の名前は別にある」とし、それぞれ本当の名前を名乗り、BTSの真似をしたことを明らかにした。 司会者が「韓国語で一言言ってほしい」と要請すると、ある男性はおかしなイントネーションで何の意味もないことをつぶやきながら、しどろもどろに話した。

BTSのファンは「この冗談は少しも面白くない」とし、中国でコロナウイルスが初めて発見されて以降拡散したアジア人の人種差別に当たると明らかにした。 チリ放送が放送された後、BTSファンは、「#RacismIsNotComedy(人種差別はコメディではない)」というハッシュタグをつけ、ツイッターに書き込み、このハッシュタグは11日夜、米ツイッターリアルタイムタグ1位についた。

波紋が広がると4月11日、「ミバリオ」はインスタグラムに声明を出し謝罪の意を表明した。番組は声明で「われわれは今後も傾聴・学習・改善し続け、これにより楽しさを与えようとするわれわれの意図を強化していく」と伝えた。

一方、BTSはチリで起きた事件について公式には言及ていない。



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