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中国産アプリ105個が個人情報を無断収集していたことが判明 スマホアプリを起動し勝手に撮影され送信




中国国家ネットワーク安全情報化委員会は、自国のアプリ会員情報の使用状況に関する大々的な調査を実施し、一般に公開。

査の結果、『LinkedIn』の中国版である『リンギング(领英)』をはじめ、『智联招聘』などの求人を専門的に支援するアプリでの就業者の個人情報を不正なまたは過度に収集していたことが発表された。

また求人関連アプリ以外にも百度、ソウゴオ、360ブラウザ、vivoなどサーバーブラウザーアプリも会員登録情報を送信し、個人情報について会員の同意なしに無断収集したことが確認された。一部のブラウザアプリでは、会員情報の収集の使用目的を明らかにしないまま無断で関連情報を収集してきたことが分かった。

また、個人情報の不正収集の中には、世界中で人気があるアプリの『TikTok』に似ている『快手(クワイショウ)』など計19の動画投稿共有アプリが含まれていた(TikTokは含まれていない)。

ユーティリティアプリの中で、今回摘発された業者は、百度だけだったことが分かった。ポータルサイトの百度は、会員サービスとは無関係な多数の個人情報を収集したことが確認された。今回会員情報過多の収集と不法収集に人気があった業者のリストは、中国国家ネットワークの安全性と情報化委員会のホームページに掲載され、誰でも確認できるように公開された(個人情報そのものが掲載されているわけじゃない)。

また、当局は、リストに上がった企業を対象に、15日以内に問題を是正するよう要求。もし、この期間中に措置に対応されない場合は、最悪の場合、政府は、企業を退出させることができるという強硬意志が表明されたと伝えられた。

問題は、このような会員情報の違法収集の問題が今回が初めてではないという点である。中国産アプリの会員の個人情報の流出被害はすでに数年続いているという。

実際、2019年に中国国営局のCCTVはパスを知ることができない5000人の個人の生体情報がオンラインでたった10元(約170円)で取引されていると報道した。当該マスコミの報道によると、オンライン上で取引されている個人情報は、利用者の同意なしに不法収集されたものであり、個人情報の当事者は、この事実を認知していないいるため、低価格で大量取引されることができただろうと指摘した。

最悪のケースになるとAndroidスマートフォンのカメラを勝手に起動させ無断で写真や動画を撮影しサーバーに送信するというアプリも存在する。