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全国の生活困窮者支援団体がDaiGoの発言に緊急声明 「根本的な理解を欠いている」




メンタリストDaiGoが自身のYouTubeライブにて生活保護者やホームレスの人に対して差別的な発言を行い大炎上している。

主な発言内容は「生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めてるんじゃないからね。生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救って欲しいと僕は思うんで。
生活保護の人生きてても僕は別に得しないけどさ、猫は生きてれば得なんで。
猫が道端で伸びてたらかわいいもんだけど、ホームレスのおっさんが伸びてるとさ、なんでこいつ我が物顔でダンボール引いて寝てんだろうなって思う」というものでこの部分が主にピックアップされ大炎上。

この発言を受けて2021年8月13日の22時から謝罪を行ったが、謝罪は2分ほどで終わってしまいその後は通常のライブ配信に切り替わった。

詳細はこちらを見て欲しい。

・生活困窮者支援団体が緊急声明 「根本的な理解を欠いている」

そんなDaiGoに対して生活困窮者支援団体「つくろい東京ファンド」が緊急声明を公開した。

同団体は13日の謝罪を受けたもので「DaiGo氏の一連の発言は、人の命に優劣をつけ、価値のない命は抹殺してもかまわない、という「優生思想」そのものであり、断じて容認できるものではありません」とし「差別に基づいた襲撃事件が後を絶たない中、さらなるヘイトクライムを誘発する危険のある、極めて悪質な発言と言わざるを得ません」とDaiGoの発言をもう批判。

また登録者が250万人いるインフルエンサーでもある彼の発言はホームレス状態の人に対する実態をみない偏見を助長するという。

13日の謝罪に対しては「DaiGo氏は、形だけの反省・謝罪にとどまらず、この動画がヘイトスピーチに該当する内容であることについて真の理解に至ったうえで、改めて発言を真摯に反省・撤回し、生活保護利用者、ホームレス状態にある人々に謝罪すること」としている。

確かに13日に行われた謝罪も開き直った様子で根本的に何が悪かったのかという謝罪は無く「言い方が悪かっただけ」と言い訳で回避した内容だった。
これに相当数のネットユーザーは納得しておらず、今でも炎上は継続中だ。

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メンタリストDaiGo氏のYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明