本日、時事ドットコムで報じられた「売春キャンセルなら5万円」の恐喝事件を見て1つのタレコミが寄せられた。そのタレコミとは同じ被害にあったという方である。場所は同じく新宿歌舞伎町。
似たような被害者からタレコミ
それではタレコミの内容を紹介した。その被害者は20代前半でイベントのために都内に遊びに来ていたという。歌舞伎町で食事を終え歩いていたら男性のが「このあとどう?」と声を掛けてきた。この男性はつまりキャッチである。新宿では声掛けのキャッチは禁止されており、このようなキャッチについて行かないのが常識だが、この被害者男性は東京の人では無かったためキャッチに引っかかってしまったという。
更にキャッチの男性は「案内所の経営者」と騙ったという。あとになればこれは嘘とわかる。
風俗斡旋でレンタルルームに
風俗を斡旋されキャッチの男性とは別の男性の所に連れて行かれる。その別の男性はiPadを持っており、その中から女性を選びそこでお金を払わされたという。支払った額はまさにニュースの通り2万9000円。その後、最初に声をかけてきたキャッチの男性について行きとある場所に移動。その場所と言うのがこれまたニュースの通りのレンタルルームだったという。キャッチの男性とはそこで別れレンタルルームの名前が書かれているメモのような物を手渡された。レンタルルームに入ると別料金を支払い部屋に入る。部屋の広さはメールには書かれていないがおそらく広くは無いだろう。
全てが罠だった
10分程待つと、指名した女性ではなく、太ったおばちゃんが登場したという。そのおばちゃんが「メモを見せて」とメモを取り上げ見せる。おばちゃんが言うには「これどこでお金払ったの? キャッチ? そんなの違法だからダメだよ。どうするの女の子呼んじゃってるよ!」とまくし立てられたという。つまり先ほどキャッチに払った2万9000円はここでの女性とは無関係とのと。歌舞伎町でよくあるぼったくりの常套手段である。追加料金払うか、キャンセル料払うかを迫られた被害者。暫くすると他の女性も来て二人がかりで脅されたという。もう1人は日本人では無く中国系だったという。
ここで被害者男性はおかしいと気付いた。なんでキャッチと無関係と言い張ってるのにこのおばちゃん達はレンタルルームに来たのか。じゃあ誰に呼ばれてきたのか? つまり裏でキャッチと連携して恐喝するのが目的だったのだ。
「ATM行くなら携帯電話を預けろ」
被害者男性は手持ちのお金が無かったらしく、ATMにおろしに行くというと、携帯電話を預かるからよこせと言われたようだ。それは出来ないと断ると部屋から出してくれない。本当はATMに行くフリをして逃げる予定だったが、相手もそれを知ってか携帯を預かるつもりだったのだろう。渋々携帯を預けてATMで5万円を引き出し払うとおばちゃん達は消えたという。
被害者男性はレンタルルームの人に文句を言ったら「しらねーよ!」と怒鳴られたという。もしかしてこのレンタルルームもグルなのでは? 帰りに東口交番にこのことを届け出ると警察は「キャッチについていったらダメでしょ」と取り合ってくれなかったという。
まとめ
今回のタレコミを纏めると次の通り。
・キャッチには絶対ついて行かないこと
・キャッチへの先払いは危険
・危なくなったらボイスレコーダーやスマホのレコーダーアプリで証拠をおさえる
・どうしてもそういうお店に行きたいならインターネットでの評判や届出しているお店を選ぶ
・案内所を選べば確実
・「この辺は危ないからちゃんとしたお店を紹介する」という手口も罠
ほかにも似たような被害に遭った人がいたらタレコミ情報を欲しい(匿名可)。
※タレコミによる情報です。
※一部、個人情報保護のために修正している箇所が御座いますが、内容はほぼそのままです。
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