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「カタカナの起源は韓国」と教授が裏付ける重要証拠を発見!





様々な起源を主張してきている韓国であるが、ここにきて韓国が新たに日本で使われているカタカナが新羅(古代の朝鮮半島の国名)に由来したという説を裏付ける重要な証拠として、20日に韓国のチョン・ジェヨン教育大学教授が一部の情報を頼りに、日本現地で『判批量論』の抜け落ちていた一部の9行を確認したと20日明らかにした。

同教授は10年間このことを追究しており、3月に古書収集家である落合博志教授に面会し、『判批量論』を確認。

ここに書かれていたことを要約すると、カタカナと文字の形や文字を作成する方法が類似しているとしている。漢字を省略して作られたカタカナが朝鮮半島に由来した可能性が高いとしている。

ソース:http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20160420_0014034554&cID=10705&pID=10700

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  • a)カタカナは万葉仮名との連続性が明白である(万葉仮名を表記上簡略化したもの)
    b)「エ、チ、ト、ヘ、ミ、メ」など、訓仮名が存在する(大和言葉圏以外では成立し得ない)
    c)石神遺跡出土木簡(665年)、正倉院文書・御野国大宝二年戸籍(702年)における「牟」字の「ム」表記など、完全にカタカナである文字が存在する(今日にまで伝わる「ム」そのもの)(※1)

    a)、b)から、文字体系、字体と音価が安定的に結合された文字の一群、文字のセットとして輸入された可能性は完全に否定される。
    では、漢字の音のみを利用し、さらに筆画を省略する、というアイデア、いわば「カタカナの造字原理」が半島から輸入されたのか?
    答えは、合理的に考える限りノーである。
    そもそも、音のみを利用する方法は六書の一つ、「仮借」であり、無論半島起源ではない(「邪馬台」も「卑弥呼」も仮借による表記)。
    本邦における「仮借」の展開は、5世紀に既に見られ(埼玉稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣)、
    7世紀に至り万葉仮名として体系的に発展し、定着、普及する(※2)。
    そしてもう一方の原理である「省画」についても、c)のごとく、同様の経緯を指摘できる。
    件の『判比量論』は造本が8世紀であり、なにより角筆の刻印時点は不明の代物でしかない。
    最も重要な点は、「仮借」であれ「省画」であれ、至極単純な合理的発想であり、
    独創的なアイデアとは言い難いということである(事実、万葉仮名は大陸における「仮借」とはほぼ無関係に独自に発展している)。
    また、「仮借」と「省画」を習慣として身につけた者らが、それらを同時に実践することも同様である。

    ※1 両文字は異なる地域、時代において用いられており、長期間、広範囲に渡って表記上の習慣として定着していたと見られる。即ち、筆記者の個人的なクセではなく、7世紀、既にカタカナが部分的に存在し、公用化されていた事実を示す。
    ※2 大阪難波宮跡出土木簡(652年以前)。http://www.asahi.com/culture/news_culture/image/OSK200610120067.jpg。
    「皮留久佐乃皮斯米之刀斯」(はるくさのはじめのとし)と記され、和歌の冒頭と見られる。「皮」(は)が「波」の略字である点も要注目(仮借と省画の同時適用)。