舛添知事政治資金問題　調査結果発表　家族旅行や回転寿司は不適切と判断

6月6日の16時から舛添知事の政治資金問題調査結果が発表された。冒頭では弁護士が紹介され佐々木弁護士と森本弁護士が第三者として調査を行ったという。

佐々木弁護士と森本弁護士は「無縁の弁護士」としており第三者と主張。また本日までは弁護士名を公表しておらずその理由は調査に差し障るとのこと。

・調査結果を報告

佐々木善三弁護士が調査結果を報告。政党交付金については問題無しと結論。事務所の賃料額についても適正価格としており、二重支払いということも無かったとしていた。適切で違法性無しとしている。

クレヨンしんちゃんについては政治資金で私的購入されたと報告。しかし違法性は無いとしている。

絵画の購入は数が多すぎるとしており、違法ではないものの、不適切としている。

・宿泊について報告

続いて森本弁護士が宿泊について報告が行われた。舛添知事が家族を連れて政治資金を使い旅行していたことについて、「政治資金を使ったのは適切ではない」としており、また注目されている木更津の宿泊についても全体としてみれば家族旅行がメインであり不適切だったと報告が行われた。

14件が是正の必要がありとされており、別荘近くの回転寿司、銀座の天ぷら、大阪のレストランなどが挙げられている。

舛添知事は、指摘された宿泊費などは返金したいと述べ、美術品などについては美術館に寄付したいとしている。