世界的なブームとなっている『ポケモンGO』。日本でも7月22日にサービス開始されたが韓国や中国では未だにサービス開始されていない。しかし既に韓国では『ポケモンGO』ユーザーが100万人おり、地域限定で遊ぶ人がいるという。
特にポケモンが発生しやすい場所として話題なのが束草(ソクチョ)という場所。ここに大量のポケモンが発生することが判明し、話題となりバスツアーまで行われたくらい。あまりの大盛況にバスチケットは完売に。仕事を休んでポケモンゲットにソクチョに向かい捕獲に夢中になるプレイヤーまで現れた。
そのほかにも江南、古城、襄陽、麟蹄郡と慶北鬱陵島、仁川白翎島が人気スポットとして注目を集めている。
韓国ではまだリリースの目処は立っていないが、突如として『ポケモンGO』の看板が設置された。観光客を呼び寄せるためのものと「ここでポケモンGOができるよ」という看板。しかしこの『ポケモンGO』の看板は任天堂の許可を得られて作られたものではなく、勝手にポケットモンスターの素材に「Pokemon GO」のロゴを貼り合わせたもの。ネットなどから拾ってきたと思われ、非常に解像度が低いのがわかる。
看板はソクチョ市内に設置されており、自治体が作成。これは7月15日頃に訪れた人が確認したもので、著作権の問題も浮上している。
19日、ソクチョ市自治体は任天堂と直接交渉し、著作権の問題を解決すると明らかにした。
・韓国でのリリースは困難?
韓国での『ポケモンGO』のリリースは非常に困難という話も出ている。『ポケモンGO』はGoogleマップをベースに作られており、地図データやジム、ポケストップもGoogleマップによるもの。『Ingress』も同様にGoogleマップのデータを使用していた。
しかし韓国ではホッか保安上、地図データを国外に持ち出すことを禁じている。これにより韓国でGoogleマップを使用しても大雑把にしかでてこず、細かい道やスポットなども表示されない。では韓国の人は地図検索をどうしているのか? それは国内メーカーのSKプラネット社が地図を製作しそのAPIを使用している。都心部のソウルや釜山、江南などは大体の地図データはそろっているが、少し郊外に外れると地図データがほとんど無くなってしまう。
韓国の人は主に『Daum地図』や『コネスト韓国地図』を利用している。
韓国で『ポケモンGO』をリリースするにはGoogle側がSKプラネット社の地図データに対応するか、韓国政府が法律を変えてGoogleマップを許可するしかないだろう。
もしくは現状の大雑把な地図でリリースか。
韓国の国家安全保障については下記リンクを参照してほしい。
Googleマップ(ハングル)
ポケモンGOの地図安全保障(ハングル)
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国家保安上がホッか保安上になってますよ。