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爆発が相次ぐサムスンの『Galaxy Note 7』が史上初の全台リコール 韓国政府も調査要請





8月19日に発売したサムスンのスマートフォン『Galaxy Note 7』だが、発売から僅か10日も経たない内に世界中で6件もの爆発事故が起きた。
これに伴いサムスンは『Galaxy Note 7』を全台リコールすることを決定。バッテリーの不良で全体リコールに関する公式発表は9月2日に行われる。

リコール対象は国内消費者の電源であり、製品の全台を回収して、バッテリー交換により対応。爆発が起きたバッテリーは全てサムスンSDIが供給したバッテリーだということも判明している。

既に発売してから40万台が販売(全世界で100万台)している人気機種。しかし充電中の爆破事故が相次ぎ31日にはキャラリアに供給停止対応となり、全台リコールを2日に発表する。

当初は消費者の使い方の問題なのか、製品の問題なのか意見が分かれたが、同じ事故が相次いでおり、「消費者の問題」という意見はほとんど無くなった。

・韓国政府も調査を要請

韓国政府も調査を要請し爆事故の原因、現状を報告するように通知。サムスンが48時間以内に産業省に事故報告書を提出しない場合は3000万ウォンが過料される。
また産業省は爆発事故が製品の安全性基本法に基づき、重大な欠陥があると判断。この安全性基本法は製造や設計、表示などの欠陥、消費者の身体や財産に損害を加える製品について、政府が強制的にリコール勧告命令を下すことができるもの。

今日までに爆破件数は6件に増えており、早急な対応が求められる。

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ソース:http://www.joongboo.com/?mod=news&act=articleView&idxno=1101646

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