ユナイテッド航空で米国ヒューストンからカナダのカルガリーまで向かうリチャード・ベル夫婦が機内でとんでもない経験をしたという。

休暇を終えて旅行から帰る際に夫婦はビジネスクラスに座り昼食を待っていたところ、突如として頭の上に奇妙な物体が落ちてきたという。

妻は「夫の頭に何かあると思い確認したらサソリだった。それを取り払うために尻尾の方を掴んだが針にさされた」と伝えた。サソリは通路に落下し、ほかの乗客がそれを見て「サソリじゃないか！」と大声をだした。サソリはどのように機内に入ったのかは把握されていない。

フライトトラッキングプラットフォームによると、この飛行機は当初コスタリカからヒューストンに来たという。出発地のコスタリカで進入したのではないかと見られている乗務員がサソリを殺したあとにトイレで処理したことがわかった。

ユナイテッド航空は「私達の乗務員がサソリと思われる生き物に刺された客を助けたと報告を受けた。客は生活に支障があるほどではないと確信した」とコメントしたという。

妻はユナイテッド航空が夫に対して謝罪の連絡がきて補償問題の協議をしたと伝えた。

機内にサソリが出てきたのは今回が初めてではなく2015年にもアラスカ航空にて同様の事件が起きたという。その際は近くの空港に戻ることを余儀なくされたという。

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