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中国が猿のクローンに成功と発表! 霊長類での成功は初めて



【簡単に説明すると】
・中国が猿のクローン実験に成功
・霊長類での成功は初めて
・これまで猿のクローンが困難だった



今まで人類は羊や犬、豚、牛など様々な動物のクローン実験が行われてきた。最も古いもので1996年に行われたイギリスの羊「ドリー」で、あれから約20年。

中国が人間に最も近いとされる動物、猿のクローン実験に成功と1月24日に発表した。産まれたのは昨年12月で、現在も2匹とも無事に生きているという。霊長類での成功は初めてで、2匹の猿は「中華」を意味する名前がそれぞれ付けられており「中中(チュンチュン)」と「華華(ファーファー)」だ。

これまで猿のクローンが困難だった理由は、人工受精卵の細胞環境が自然受精卵と異なっていたからだ。研究所は細胞環境の変化を防いでくれる酵素(Kdm4d mRNA)を注入。21匹の代理母猿に平均3~4個ずつ、合計79個の受精卵を移植した結果、21匹中6匹(28.6%)の子宮に受精卵が着床し再び4つの受精卵から胎児が育ち、中中と華華の2頭が生まれた。

クローン人間を作る事は世界的に禁止されているが、中国は最も人間に近い猿のクローン成功により、クローン人間へ歩み寄ろうとしている。

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