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貴重なピカソの作品を鍵も監視カメラも無しで雑に管理 → 余裕で盗まれる 所有者「犯人はピカソだと知らずに盗んだ」



【簡単に説明すると】
・世の中に30点しかないピカソの版画が盗まれる
・鍵も掛けず監視カメラも無い場所に置いておいた
・犯人はピカソだとは知らずに盗んだ?



20世紀の偉大な天才画家、パブロ・ピカソの作品が一点盗まれたことがわかった。

ウィスコンシン州ミスウォーキーのギャラリーで保管中だったピカソの版画は消えてしまった。

人の顔が刻まれたこの版画は1949年に制作されたもので、計30点しかない内の一点である。当時ピカソは30点の作品を全ての右下部分に緑のクレヨンで自分のサインを残していた。現在の価値にすると370万円~500万円以上になるという。

このピカソの版画は雑に扱われていたようで、鍵すら掛かっていないギャラリーにドロボーが堂々と侵入し持ち去った。更に事務所には職員はいたが、監視カメラすら無かったという。

興味深いのは、泥棒がこの版画の価値を全く知らずに盗んだという事実である。作品の所有者であるビル・ザリンドは「この作品は一般には公開していない」「版画に関する情報は無く、価格はもちろんピカソの名前すらない」と述べたとして更に「この作品を盗んだ泥棒は幸運だな。返してさえくれれば良い」とコメントした。

泥棒も家に帰って版画にピカソの名前があり驚いたことだろう。

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