【簡単に説明すると】
・中国の街に偽バス停が45個も出来る事態に
・実はバス停に似たただの看板
・撤去したいが違法ではないため撤去できない
中国の安徽省合肥市に45個ものバス停が出来るという異常事態が起きた。このバス停はバス会社はもちろん市役所にも無許可で設置された偽のバス停。バスの運転手もどれが本物のバス停か把握出来ず混乱しているという。
偽バス停には「このバス停は本物ではありません」と書かれており、本物のバス停のように雨よけ(日よけ)まで設置されているという非常にクオリティの高い偽バス停。あまりにも似ていることから利用者が間違ってバスを待たないように注意に貼り紙をしているという。
実はこの偽バス停はただの看板で、広告会社がバス停留所の形に似せて作ったものだった。バス停かと思って待っていたら実はただの看板という事態が度々起き、地元民から不満が爆発。地元の施設管理部も17日に「無断で設置された停留所を3日以内に撤去しないと強制排除する」と告知した。
しかし、偽バス停の撤去はそう簡単では無いことが判明。バス停の形に似ている看板を作ることが法律で禁止されていなかったからだ。