昨日で報じた中国のマンホール爆発事故。事故の切っ掛けは男児がマンホールの隙間から爆竹を投げ入れたことにより起きた爆発。下水には多くのメタンガスが溜まっておりそれにより大爆発したという。
しかしマンホール爆発事故はこれだけでなかった。調べて見ると過去に何軒も出てきており、中国だけで無く世界中で起きている。
マンホールに炭火を捨てようとして大爆発。女性が吹っ飛ばされる(中国)
マンホールに爆竹投下。マンホールが吹っ飛び服も破ける(中国)
マンホールの上を走行していたら突如マンホールが吹っ飛ぶ(ロシア)
このように中国やロシアでマンホール事故が多いようだ。日本もゲリラ豪雨の際にマンホールが吹っ飛ぶという事故が起きたが、これは上記とは別の理由である。中国やロシアは古いマンホールも多く、また下水のインフラも全土に整備仕切れないために起きるのだという。
日本の様に年度末になると予算を使い切るように道路工事や下水工事しまくってる国なら少しは安全かと思いきや、やはり同じマンホール。下水には他国同様にメタンガスがたまっているので、火気を投げ入れると吹っ飛ぶ可能性は十分にある。
昨年大阪で起きた事故を例に挙げると、男性がマンホールにタバコを捨てた際にマンホールが吹っ飛び火柱が上がったという。その他にも品川区のマンホール49個が吹っ飛ぶという事故も昨年末に起きている。このような事故が相次ぐなら「マンホールの穴を塞げばいい」という声も挙がってきそうだが、実はあの穴はガスを逃がすためのもの。マンホールの穴が無かったら中に充満してしまうのである。
何気なく普段歩いている道路に存在するマンホール。今後は少し避けるように歩くべきだろうか。
マンホールにたばこポイ…引火、男性やけど 大阪
都内住宅街で「マンホールのふた」吹き飛ぶ 「爆発」の影響で約50枚