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インドネシアの10代のカップル 外で抱き合っただけで公開鞭打ち



【簡単に説明すると】
・インドネシアのカップルが外で抱き合って捕まる
・公開鞭打ちの刑に
・シャリーア法では同性愛や不倫、ギャンブルまで禁止



インドネシアの10代のカップルが公共の場で抱き合ったという理由に公開鞭打ちの刑になった。カップルは2人とも18歳で、31日インドネシア、パンダ州バンダ・アチェにて数百人の見物人が見守る中、数十回鞭打ちされた。

カップルは公共の場で抱き合ったあとに、逮捕され数ヶ月刑務所に収監された。

カップルは黒い覆面を被った刑執行者の前にひざまずき、竹鞭で打たれるごとに悲鳴をあげていた。少女は刑が終わったあと、自分の体を支えられずに泣きながら連行されていった。

一方、男性の方は苦痛の表情を浮かべており、それを見ていたギャラリーは歓声をあげまた楽しそうに笑っている者もいた。

インドネシアの特別行政区であるバンダ・アチェは東南アジアで一番最初にイスラムが広がった地域で、2003年にイスラム法であるシャリーアを合法化した。
シャリーア法は、飲酒、ギャンブル、同性愛、不倫、公共の場での愛情行為などを厳しく禁止している。愛情行為と定義が曖昧だが、抱き合うのはもちろん、キスやそれ以上のことも禁止となる。

昨年は同性愛者に初めて公開鞭打ちを宣告した。国際人権団体は「残酷すぎる罰だ」と批判するも、バンダ・アチェはさらにシャリーア法を強化するという。

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